TOPICS トピックス

学内での授業内容や各行事のトピックスをお届けします。

2026年01月29日

デジタル歯科技工学実習 (京都で学外実習)

     

今年度も「デジタル歯科技工学実習」を京都にある歯科用材料・機器メーカー「株式会社 松風」のご協力のもと、会社の歴史や歯科用CAD/CAMシステムによるデジタル化の最新情報、模型のスキャンや歯のCAD設計の方法を学生に教授いただきました。

歯科のデジタル機器は、毎年のように機器の精度や加工速度が目覚ましく進歩しています。学生にとっては初めてパソコン上で歯の形態をつくり、CAMソフトからのデータを基に機械加工される様子を興味深く観察していました。いちから丁寧にデジタル機器の扱いを学生にわかりやすくご指導くださり有難うございました。

                
デジタル1         
デジタル2
デジタル3
2025年11月25日

国際歯科技工学(台北研修旅行)

●2025年11月4日~7日

関西空港の出発日は肌寒く台北と寒暖差を心配しましたが、朝晩は長袖を一枚必要で日中もエアコンがなくても過ごせるような気候でした。

 

2日目に台北醫學大学 歯学部を訪問すると、歯科技工学科の学生にも参加いただき、学内の見学が終わると昼食時に本校学生とスマートフォンアプリを使いながら談笑し、言葉の壁をこえて交流を深めていました。

          

午後からはARCHデンタルラボラトリーを見学し、仕事の集配や納品はバイクでスピーディに行われていることや、歯科技工士学校生の研修を受入れている話を伺いました。

      

今回の移動は、地下鉄やタクシーを利用したり郵便局で台湾ドルに両替して問屋街を歩いたり台湾の生活を身近に感じることができました。研修旅行不参加の学生は、学内で隣接する附属病院の歯科技工士のご指導でCAD/CAM実習を実施しました。         

台湾大学
アーチデンタルラボラトリー
学内実習
2025年10月22日

2025年度 デジタルデンティストリー(顎口腔機能学 実習)

 
        

2025年度も大阪大学大学院歯学研究科 再生歯科補綴学講座の若林先生のご指導のもと、2日間本実習を行いました。


本実習の概要説明
診察台
若林先生の支台歯形成実技デモ
 

歯科医療のデジタル化が進む中、かぶせ物「クラウン」の土台「支台歯」の形成は人の手によるアナログ作業です。頭部模型「デンタルシミュレーター」で歯を削る作業は、通常は歯科医師が「口の中で歯を削る」ため、本校の学生は体験する機会がありませんでした。1日目は歯学部の実習室で若林先生からCAD/CAM冠の支台歯形成の注意点と支台歯形成の実技デモ後、学生は初めて使うエアタービンに緊張しながら支台歯形成を実習しました。口の限られた空間の作業は、想像以上に難しい作業であることを学生は体感すると同時に支台歯形成をすることで「クラウン」を製作する際の知識として、今後 生きてくると感じたようです。

        

初めて使うエアタービンで支台歯形成の実習
診察台
エンビスタジャパン株式会社のご助力で形態をチェック

支台歯形成が終わると、形成した歯を口腔内スキャナーでデータ化しデジタルプロセス株式会社のクラウン生成ソフトのAIが自動でデザインします。支台歯形成ができていない箇所を先生にチェックしていただき、再度支台歯形態を修正しました。

2日目は、デジタルプロセス株式会社のご助力で前日のCADデータから切削機械で削り出したCAD/CAM冠をYAMAKIN株式会社山添様より表面コート剤の概要説明があり普段の仕上げ研磨と比較して完成させました。

コート剤塗布
YAMAKIN株式会社 山添様の表面コート剤塗布の実習デモ  
支台歯チェック
学生の支台歯形態を先生の形態との差異を点数化
 

午後は、見本の歯の形を再現する「歯型模刻」を実施しました。その後、前日の学生が形成した支台歯形態や歯型彫刻は見本との差違をデジタルプロセス株式会社のご協力のもと、同一であるかを点数化するマッチングソフトを利用して各学生の作品を定量的に評価され、ひとりづつ点数が発表されるたびに歓声がわきました。

    
コート剤塗布
見本模型と歯型彫刻の差異を点数化     
支台歯チェック
エンヴィスタ ジャパン、ヤマキン、デジタル プロセスの皆様ご協力いただき有難うございました

本校の特徴である歯学部附属の環境を生かした実習授業は、若林先生はじめ企業の皆様など様々な職域を越えて「本校学生に楽しんで学んでほしい」とご尽力していただいております。みなさま有難うございました。

2025年10月17日

2025年度 学外見学(モリタ製作所)

10月8日、本学1年生は京都府伏見区へ歯科医療機器製造会社のモリタ製作所を見学しました。

創業100年を超える歴史あるモリタ製作所では、歯科機器の歴史が学べる資料館や、工場内部、最新の機器が見学できるショールームを、社員の皆様に3つの班に分かれてご説明いただきました。

学生は、歯科の歴史や最新の歯科医療機器を真剣な眼差しで見学していました。
高品質なものづくり見学は、品質管理の工夫を目の当たりにするができる貴重な体験となりました。
モリタ製作所の皆様ありがとうございました。


京都 伏見の案内とモリタ製作所の概要説明
診察台
最新の歯科診察台の座り心地をチェック
診察台
NHKの朝ドラ「まんぷく」の撮影にも貸し出された昭和初期の診察台

リアルな患者さんの動きを再現し、会話もできる歯科医師教育用患者ロボット

CTとレントゲンを搭載した機器

レンガ造りの趣ある建物をバックに記念撮影
     
2025年07月22日

近畿歯科技工ガイダンス2025・第2回合同企業説明会の参加

集合写真

令和7年7月5日(土)、「近畿歯科技工ガイダンス2025」ならび「第2回合同企業説明会」が、難波御堂筋ホール(大阪市)で開催されました。本校からは最終学年となる2年生、10名が参加しました。今年の近畿地方の梅雨はすでに明けており、7月初旬としては例年になく非常に暑い中の開催となりました。   

壇上
観客席

一部では近畿歯科技工士会連絡協議会が主催し、歯科技工ガイダンスがおこなわれました。歯科技工士として勤務している3名のパネリストから、それぞれの職場を例に歯科技工所もしくは院内ラボの現状について講演がありました。学生からの質問はLINEにより集積され、講演後に質問についてパネリストが回答するというものでした。パネリストは若年層から選出されていることもあり、学生の立場に寄り添った回答があり、職場を決めるための要因、会社訪問時に気を付けること等の質問があり、生の声を聞けたことは学生にとっては有意義であったと思います。特に、最初の就職先の選択は、歯科技工士として続けていけるかどうかが決まるので、本校のみならず、多くの学生が慎重に検討する一つの手段として、第二部の企業説明会に臨んでもらえればと感じました。           

二部の企業説明会では日本歯科技工所協会西支部の主催で、企業(歯科技工所)ごとに設置されたブースにおいて15分間の説明会が3回おこなわれました。場所の都合上、5分間でブースを移動することとなってはいたが、混乱もなくスムーズに移動している様子が散見されました.  

 

参加技工所が25社を数え、近畿圏のみならず四国、北陸、関東の遠方の技工所も名を連ねていて、学生にとってはお目当ての技工所の説明が聞けるとあってか、思い思いのブースに赴き傾聴していました。決められたブースでは各企業が工夫を凝らし、学生も真剣に説明を聞いていました。3回の説明会後のフリータイムでは、各学生が気になった企業に散らばり、たくさんの質問を投げかけることで就職先を検討する材料として多くの情報を得たことと思います。  

スライド

これを機会に夏休み期間を利用して様々な歯科技工所へ見学に行き、多くの知識を吸収してほしいと感じました。また今回の催事のように、学生各位には在籍している養成機関だけでなく、歯科技工士会や技工所協会など多くの人たちが応援していることを忘れず、それぞれの道を歩んでほしいと願っています。