大阪大学歯学部附属歯科技工士学校 教育要項(シラバス)
歯冠修復技工学
▶授業概要 ▶学習目標 ▶授業計画・評価方法 ▶詳細
授業概要
授業時期: |
前 期 ・ 後 期 |
年 次: |
1年 ・ 2年 |
単 位 数 : |
4 |
主な授業場所: |
第一講義室、第二講義室 |
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授業の目的および概要 |
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齲蝕の治療後、機能および審美の回復に用いられる |
歯冠補綴装置の種類や特徴を理解し、 |
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口腔内に調和した歯冠補綴装置を製作できるようになるために、 |
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歯冠修復技工学に関する知識および態度・習慣を修得する。 |
学習目標(SBOs)
1. |
歯冠修復技工学の意義と目的について説明できる |
2. |
歯の疾患と診査法、さらに齲蝕の病態、分類について説明できる |
3. |
齲蝕の治療内容について説明できる |
4. |
歯冠修復法の種類、および技工操作について説明できる |
5. |
クラウンおよびブリッジの種類、特徴および具備要件について説明できる |
6. |
クラウンおよびブリッジの製作順序について説明できる |
7. |
歯冠補綴装置治療の最新の動向および歯科技工士を取り巻く現状について討議できる |
8. |
生体に対する修復物の審美的要件を説明できる |
9. |
審美修復材料について説明できる |
10. |
歯科用セメントおよび接着材料について説明できる |
11. |
教示内容に対する関心を示すことができる |
授業計画・評価方法
授業計画 |
回 |
授業形態 |
学 年 |
項 目 |
授業内容 |
担当教員 |
1 |
講 義 |
1 |
概 要 |
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中野 環 |
2~4 |
講 義 |
1 |
クラウンの概要と種類 |
形態による分類とその特徴 |
および適応部位 |
5~7 |
講 義 |
1 |
ブリッジの概要と種類 |
役割、特徴、構成要素 |
高岡 亮太 |
および種類 |
8~13 |
講 義 |
1 |
クラウン・ブリッジの |
形態的、機能的、材料的、 |
具備条件 |
審美的観点からの要件 |
14~19 |
講 義 |
1 |
クラウン・ブリッジの |
クラウン・ブリッジの製作順序 |
製作順序 |
20~22 |
講 義 |
1 |
部分被覆冠 |
部分被覆冠の特徴および |
適応部 |
23~25 |
講 義 |
1 |
全部被覆冠 |
各使用材料による特徴 |
および作業時の注意点 |
26~30 |
講 義 |
1 |
インプラント |
インプラントの概要 |
31 |
講 義 |
1 |
CAD/CAMシステム |
CAD/CAMの構成・利点欠点 |
CAD/CAMの材料 |
32 |
講 義 |
2 |
審美歯科 |
歯冠修復における審美の |
若林 一道 |
基礎知識 |
33~37 |
講 義 |
2 |
齲 蝕 |
齲蝕に関する基本的概念 |
山田 朋美 |
38~42 |
講 義 |
2 |
修復材料と修復 |
各材料における修復方法 |
評価方法 |
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対応SBOs |
目 的 |
領 域 |
期 間 |
方 法 |
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1 |
1・2・5・6 |
総括的評価 |
知識 |
講義終了後 |
筆答試験 |
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2 |
7 |
形成的評価 |
態度・習慣 |
グループワーク終了後 |
観察記録 |
|
3 |
3・4,8~10 |
総括的評価 |
知識 |
講義終了後 |
レポート |
|
4 |
11 |
総括的評価 |
態度・習慣 |
講義終了後 |
感想文 |
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詳 細
教科書・教材 |
最新歯科技工士教本 歯冠修復技工学、配布プリント |
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注意事項 |
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