大阪大学歯学部附属歯科技工士学校 教育要項(シラバス)
歯科理工学
▶授業概要 ▶学習目標 ▶授業計画・評価方法 ▶詳細
授業概要
授業時期: |
前 期 ・ 後 期 |
年 次: |
1 年 |
単位数 : |
8 |
主な授業場所: |
第一講義室、第一実習室、理工学教室実験室 |
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授業の目的および概要 |
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顎口腔顔面領域の形態と機能の回復に用いられる |
歯科材料の特性と成型方法を理解するとともに、 |
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臨床の種々の場面において適切な材料・器械を選択できるようになるために、 |
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歯科理工学に関する知識、技能および態度・習慣を修得する。 |
学習目標(SBOs)
1. |
歯科医療における歯科理工学の役割を説明できる |
2. |
高分子、セラミックス、金属ならびにその複合体からなる材料の基本的特性を説明できる |
3. |
生体材料としての生体適合性、親和性、および安全性を説明できる |
4. |
歯科材料や器械の正しく安全な取扱い方を説明できる |
5. |
歯科医療で用いられるコンピュータ技術について説明できる |
6. |
歯科材料の特性を評価できる |
7. |
歯科生体材料開発の最新の動向を説明できる |
8. |
進歩する生体材料、バイオ材料、歯科医療技術について説明できる |
9. |
積極的に実習に参加することができる |
授業計画・評価方法
授業計画 |
回 |
授業形態 |
学 年 |
項 目 |
授業内容 |
担当教員 |
1~12 |
講 義 |
1 |
予備実習 |
材料、器具等の扱い方 |
町 博之 |
13~14 |
講 義 |
1 |
歯科理工学総論 |
物質の構造 |
今里 聡 |
15~16 |
講 義 |
1 |
材料の性質 |
機械的性質 |
山口 哲 |
17~18 |
講 義 |
1 |
材料の性質 |
生物学的性質 |
佐々木 淳一 |
19~20 |
講 義 |
1 |
材料の性質 |
物理的性質 |
山口 哲 |
21~22 |
講 義 |
1 |
材料の性質 |
化学的性質 |
佐々木 淳一 |
23~26 |
講 義 |
1 |
印象と模型製作 |
印象材、模型材 |
北川 晴朗 |
27~28 |
講 義 |
1 |
原型製作 |
原型材料 |
北川 晴朗 |
29~32 |
講 義 |
1 |
レジン成形 |
義歯床用関連材料、歯冠用硬質レジン |
北川 晴朗 |
33~36 |
講 義 |
1 |
セラミック成形 |
歯科用陶材Ⅰ、歯科用陶材Ⅱ |
佐々木 淳一 |
37~46 |
講 義 |
1 |
金属成形 |
歯科用合金Ⅰ、鋳造Ⅰ |
山口 哲 |
47~48 |
講 義 |
1 |
その他の歯科材料 |
合着材・接着材 |
今里 聡 |
49~50 |
講 義 |
1 |
その他の歯科材料 |
インプラント材料 |
佐々木 淳一 |
51~52 |
講 義 |
1 |
材料の加工 |
補綴装置と修復物の仕上げ |
佐々木 淳一 |
53~54 |
講 義 |
1 |
CAD/CAM |
CAD/CAMの基礎 |
山口 哲 |
55~56 |
講 義 |
1 |
CAD/CAM |
CAD/CAMの現状 |
山口 哲 |
57~58 |
講 義 |
1 |
加工物の安定性 |
補綴装置と修復物の安定性 |
佐々木 淳一 |
59~60 |
講 義 |
1 |
抗菌作用 |
抗菌性材料 |
今里 聡 |
61~62 |
講 義 |
1 |
最新情報 |
バイオメカニクスの最新トピックス |
山口 哲 |
63~64 |
講 義 |
1 |
最新情報 |
生体材料・組織工学の最新トピックス |
佐々木 淳一 |
65~66 |
講 義 |
1 |
最新情報 |
機能性材料の最新トピックス |
北川 晴朗 |
67~74 |
実 習 |
1 |
実験 |
実習Ⅰ-1~4 |
山口 哲 |
75~82 |
実 習 |
1 |
実験 |
実習Ⅱ-1~4 |
佐々木 淳一 |
83~90 |
実 習 |
1 |
実験 |
実習Ⅲ-1~4 |
北川 晴朗 |
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評価方法 |
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対応SBOs |
目 的 |
領 域 |
期 間 |
方 法 |
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1 |
1~5・7・8 |
総括的評価 |
知識 |
講義終了後 |
筆答試験 |
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2 |
4 |
形成的評価 |
知識 |
講義中 |
口頭試問 |
|
3 |
6・9 |
形成的評価 |
技能・態度・習慣 |
講義中 |
観察記録 |
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詳 細
教科書・教材 |
最新歯科技工士教本 歯科理工学、配布プリント |
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注意事項 |
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