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大阪大学歯学部附属病院総合技工室

大阪大学歯学部附属病院

大阪大学歯学部附属歯科技工学校 同窓会 歯技会

卒業



■ 歯科技工士の仕事
について

日本歯科医師会ホームページ
歯科技工士の仕事内容が
動画で紹介されています。

日歯8020テレビ



■ デンタクト・モデル

視覚障害のある人の口腔健康教育に使用できる口腔内模型
デンタクト・モデル

デンタクト・モデル

2017年度グッドデザイン賞
受賞しました。

グッドデザイン

学校長挨拶 大 阪 大 学 歯 学 研 究 科  口 腔 科 学 専 攻  口 腔 分 化 発 育 情 報 学 講 座        
口 腔 解 剖 学 第 一 教 室 教 授   脇 坂  聡   

 口には「食べる」以外に「話す」「呼吸する」など、人が生きてゆくうえで必要不可欠な機能があります。さらには、表情を通しての感情表現などにも重要な働きがあります。
従って、口の中にある歯やそれを支える歯周組織が病気になると、これらの機能に障害が起こり、QOL (Quality of Life, 生活の質)の低下を招きます。 そのため口の中の疾患を主たる対象とする歯科医療は、歯と口の健康を守り維持し、さらには国民の幸福な人生を送ることを支える医療であり、歯科医師のみならず、歯科技工士や歯科衛生士が中心となったチーム医療で行われています。

 

歯科技工士は、失われた歯や顎などを十分に機能し、自然に近い外観を備えた状態に回復するための歯科修復物の製作を行いますが、そのためには歯や口の形態と機能、人工臓器としての歯科修復物の特性や生体との関わりについて専門的な知識と技術が必要とされます。さらに、近年のめざましい歯科医療の進歩により、新しい医療技術が導入されています。たとえば、コンピューター・テクノロジーを用いた製品のデザイン・製造を行う CAD/CAM と呼ばれる技術が、歯科修復物の設計や製作にも応用されています。また、インプラント治療が盛んになったのも最近のことで、それ以外に多くの新たな生体材料も開発されています。 そのため、これらの新しい材料や技術に対応出来ることが重要であり、歯科技工士は単に歯科修復物を製作する職人ではなく、歯科修復物を介して困っている患者さんを支えている高度専門職医療人であるということです。

 

本校は、全国でも数少ない国立の歯科技工士学校であり、2年間で卓越した専門知識と技術を身に付けたすぐれた歯科技工士を育成するための教育機関です。本校の特徴は、専属の優秀な指導教員に加えて、大阪大学歯学部附属病院と大学院歯学研究科の経験豊富な歯科医師・歯科医療関係者らが教育を担当していることです。 従って、基本的な歯科修復物に関する講義・実習に加え、インプラント治療や大学病院ならではの顎・顔面領域の特殊な治療等、アドバンス分野を含むさまざまな歯科治療の内容について学習することができます。 また、本校は大阪大学歯学部附属病院と直結しており、大学病院における患者さんの治療に参加する形での実習機会が得られるため、先進的な歯科治療の実際や、歯科修復物に患者さんが喜ばれる様子を目の当たりにすることもできます。

 

我が国は超高齢社会であり、健康に生きる期間、すなわち健康寿命をいかに伸ばすかが重要な課題です。 生涯自分の歯で美味しく食べることは、全身の健康管理のみならずQOLの向上につながります。 歯科技工士は最も普及しているオーダーメードの人工臓器の製作を担っている高度専門職医療人であることを自覚し、口腔から全身を捉え、次世代の歯科医療で活躍できるような歯科技工士となられることを期待しています。