学内での授業内容や各行事のトピックスをお届けします。
台北医科大学の学生と実習授業
日本での研修に訪れた台北医科大学 歯科技工学科の学生3名を9月11日~13日の期間で受け入れました。 初日は学校長のオリエンテーションの後、病院施設や総合技工室を見学し、午後から本校学生と一緒に実習を受講しました。 | |
2年生の歯形彫刻実習では、調和のとれた上顎前歯部を製作できるように、3本の中切歯石こう模型のうち2本を側切歯や犬歯にそれぞれの相違を考察して、形態変化させる彫刻をしました。 最初は3名とも実習内容に戸惑った様子でしたが、講師のアドバイスを受けながら、黙々と真剣な眼差しで彫刻する姿が印象的でした。 | 2日目12日は事務方の引率でISWの学生と共に株式会社松風を見学し、3日目13日の午前はマウスガード製作の合同実習を行いました。本校学生はすでにシート圧接作業を終了していたため、11日に台湾学生が持参した各自の口腔内模型を咬合器装着し、シート圧接作業までの準備は学校側で行いました。実習当日は本校学生と一緒に実習しました。指示されたことを考えながら手際よく製作したので、3名とも早々に完成させました。 実習終了後、3日間の研修に対して学校長から修了証の授与があり、その後台湾の学生を囲んでわずかな時間学生同士で交流ができました。 | 昼食は本校学生と買い出しに行き一緒に食事をしました。そのあと午後からの和田精密歯研株式会社の見学のため集合場所へは一緒に出かけました。 |
限られた滞在時間ではありましたが、同じ歯科技工士を目指す学生として、言葉のコミュニケーションは難しくてもお互い相通じるところを感じたのではないかと思います。 |