学内での授業内容や各行事のトピックスをお届けします。
CAD/CAM 歯科技工学
![]() |
株式会社モリタ本社(大阪市江坂)にてCAD/CAMの実習を実施しました。現地集合でしたが、開催予定の10時前には全員揃いましたので、予定より早めて開始しました。 まず初めのレクチャーの時間では、CAD/CAMの歴史や特徴を解説いただきました。今回の実習はセラモクラウンのためのジルコニアコーピング製作ですので、特にジルコニアについて詳しく解説していただきました。 |
実習内容は右上中切歯の支台歯形成した作業用模型をスキャナーで読込み、
その上でCADによる前歯部ワックスアップの後、セラミックを築盛するための窓開けを行いました。 後日、このデータをもとに製作されたジルコニアフレームを使い、学校にてポーセレン築盛の実習が行われます。 |
ここからは学生の感想です! | |
![]() |
CAD/CAMの機械は昔は大きかったが、だんだんにコンパクトになり、またスキャナーの中にあるカメラの光源もLEDに替わり、
より精度の高いものへと進化していることを含め、CAD/CAMの歴史を学ぶことができました。 また修復物の素材であるジルコニアもニーズに合わせ変化し、 私たちはその大きく変化している時代に、歯科技工士になるために勉強しています。講師の先生が学生だった10年前と比較しても、 全く歯科業界が変化してしまっていると、教えて頂きました。これから先どうなっていくのかワクワクし、大変興味が湧きました。 しかし、実習ではデジタルでの歯のデザインは慣れていないこともあり苦戦しましたが、今回の授業を通して、 CAD/CAMを上手く取り扱える人材になりたいと思いました。とても充実した時間を過ごすことができとても良かったです。 |