てがみ―昔の私へ―
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「日常」と「非日常」 「日常」というとどんなことが思い浮かびますか。普段どおりの暮らし、何の変哲もない時間、そんなことが思い浮かぶでしょうか。 ところで、私にとっての「日常」は他の人にとっても「日常」なのでしょうか。他の人にとっての「日常」は私にとっても「日常」なのでしょうか。むしろ、私にとっての「日常」は他の人にとっての「非日常」でしょうか。他の人にとっての「日常」は私にとっての「非日常」でしょうか。 私たちはどんなことを「日常」と呼び、どんなことを「非日常」と呼んでいるのでしょう。一緒に考えてみましょう。 「ほめる」と「おだてる」 ほめているつもりなのに、おだてていると思われたことはありませんか。ほめられていることを、おだてられていると思ったことはありませんか。 何をすれば「ほめる」ことになり、何をすれば「おだてる」ことになるのでしょうか。何をされるとき「ほめられる」と感じ、何をされるとき「おだてられる」と感じるのでしょうか。 「ほめる」と「おだてる」は何が違うのでしょうか。一緒に考えましょう。 「あなたにとって障害者歯科とはどのような場所ですか?」 この哲学対話では、障害者歯科に通院しているお子さんをお持ちのお母さん・お父さんに集まっていただいています。そこで今回はみなさんが考える障害者歯科のことを聞いてみたいと思います。 みなさんに障害者歯科のことを考えてもらいたいのは、障害者歯科が少し変わったところだからです。他の医療機関には障害者を専門に治療するところはほとんどありません。 お母さん・お父さんにとって障害者歯科はどんなイメージの場所ですか。障害者歯科に行くことはみなさんにとってどんな意味がありますか。一緒に考えてみてください。 テーマ集

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