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矯正治療の歴史・用語集

矯正治療の歴史

ローマ時代から矯正はあった

矯正治療とはもともと、ゆがんだ歯ならびを見た目に美しくするために、歯を動かしてきれいに並べなおす治療を意味していました。その起源は古くローマ時代にさかのぼることができます。

歯ならびの治療からあごの成長コントロールへ…

その後、学問の進歩により、出っ歯や受け口などのかみ合わせの異常(これを"咬合異常"といいます。)は、その原因が「歯ならび」だけにあるのではなく、歯を支えている上あごや下あごの形や大きさのアンバランスにもあることがわかってきました。そのため、このような問題がある場合は、成長期の子供であれば、あごや顔の発育・成長を促進または抑制することにより、かみ合わせをよくすることも行われるようになりました。

そして、あごの大きさを変える手術も可能に

現在では、あごの骨の成長が終了した成人の場合でも、"チームアプローチ"の理念のもとに、口腔外科や形成外科と協力して、歯ならびを整えると同時に手術を行い、あごの骨の大きさや位置を変えることで、正しいかみ合わせを獲得することが行われています。当矯正科はこの手術を併用した矯正治療(外科的矯正治療)について、すでに25年の実績があり、これまでに650名以上の方がこの治療を受けておられます。

先天異常に伴ってみられる咬合異常の治療は?

また、口唇裂・口蓋裂などの先天異常に伴ってみられる咬合異常の治療も他の診療科との密接な連携のもとに行われています。口唇裂・口蓋裂に対する一連の治療の中で、矯正科は口腔外科、顎口腔機能治療部、補綴科(ほてつか)、形成外科、耳鼻咽喉科などと連携して咬合異常の治療を行います。当矯正科ではこれまでに口唇裂・口蓋裂などの先天異常に伴ってみられる咬合異常を有する方2000名以上の矯正治療を行いました。

用語集

エッジワイズ装置

エッジワイズ装置

エッジワイズ装置は左のような装置です。

保定

歯は矯正装置によって移動した場合、装置をはずした後もとに戻ろうとする傾向にあります(後戻り)。これを防ぐ為には、時間をかけて歯をその場所に安定させることが必ず必要です。これを保定といいます。

具体的には、保定装置を使用します。保定期間中は2~4ヶ月に1回の来院が必要です。保定が終われば、治療終了です。

術前矯正

手術を併用した矯正治療は4段階に分かれます。まず最初の段階として、手術前に、手術後の良いかみ合わせを想定した歯並びを作る必要があります。これを術前矯正といいます。術前矯正は、手術後のかみ合わせを考えて行いますので、この治療を行うことによって、一時的に噛み合わせが悪くなることがあります。術前矯正終了後、手術、術後矯正、保定の段階へと進みます。

具体的には、個々の歯にブラケットと呼ばれる装置(エッジワイズ装置)を用いて行われ、1〜2年かけて行われます。

術後矯正

手術の後、実際新しい位置に移動したあごの上で、良いかみ合わせを作ります。これを術後矯正といい、手術を併用した矯正治療の4段階のうち3段階目にあたります。この後、保定(→38)の段階へと進みます。

具体的には、個々の歯にブラケットと呼ばれる装置(エッジワイズ装置)を用いて行われ、半年〜1年かけて行われます。

金属ブラケット

金属ブラケット

金属ブラケットは左のような装置です。

セラミックブラケット

セラミックブラケット

セラミックブラケットは左のような装置です。

拡大床矯正装置

拡大床矯正装置

拡大床矯正装置は左のような装置です。

Wタイプ拡大装置

Wタイプ拡大装置

Wタイプ拡大装置は左のような装置です。

急速拡大装置(スケルトン型)

急速拡大装置(スケルトン型)

急速拡大装置(スケルトン型)は左のような装置です。

ヘッドギアー

ヘッドギアー

ヘッドギアーは左のような装置です。

前方牽引装置(マスクタイプ)

前方牽引装置(マスクタイプ)

前方牽引装置(マスクタイプ)は左のような装置です。