大阪大学歯学部附属病院放射線科
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外部医療機関からの紹介

口外法(一般撮影)

パノラマやセファロなどの口外法はディジタル撮影です。特にセファロは輪郭を強調したトレースのしやすい画像です。先生方がご利用のPCにて閲覧できるよう、データをCDでお渡しいたしております。

CT検査

CT検査は、デンタルインプラントの術前・術後検査のほか、顎骨内病変、石灰化病変、骨折などの診断に最適です。また頭部の三次元計測に利用される先生もおられます。

デンタルインプラントに関する検査では、体軸に垂直な「Axial画像」のみならず、歯列に垂直な「MPR画像」をお渡しすることが可能です。「MPR画像」では、フィルム上のサイズがライフサイズと同一なため、フィクスチャをはじめとしたインスツルメントを直接フィルム上で比較・検討することが可能となります。先生方がご利用のソフトウェアにて使用できるよう、画像データをDICOM形式にてCDに保存しお渡しいたしております。

腫瘍や嚢胞を疑う症例では、経静脈的な造影検査が有効です。また、頭部の三次元計測や骨折症例では立体画像表示が患者様へのムンテラに効果的かと存じます。

MRI検査

電離放射線被曝がなく任意の断層面が撮像可能なMRI検査は、顎関節疾患の画像診断の第一選択となってきております。顎関節MRI検査では、関節円板の位置や形態を鮮明に捉えることができます。また、高いコントラストを有するMRI検査は、顎関節疾患以外でも特に軟部組織の病変の診断に有効です。

外注検査の流れ

検査を決定されましたら、まず歯科放射線科医局へお電話ください(06-6879-2967)。その際、患者様のお名前、希望する検査法と目的等をお伝えください。担当者が予約可能な検査日時を申しますので、患者様とご相談の上、検査日時を決定してください。患者様には大阪大学歯学部附属病院歯科放射線科宛の紹介状(診療情報提供書)を持たせてください。検査当日、スキャンが終わりましたら画像データ等を患者様に手渡し、患者様ご自身に持ち帰っていただきます。

保険診療に関わるものであれば画像検査も保険診療扱いとなりますが、デンタルインプラントや矯正治療のための検査は通常自費扱いとなります。

また、保険診療、自費診療ともに別途初診料等が発生いたします。

ご不明な点やご質問がございましたら、ご遠慮なさらず下記の担当医までご連絡ください。

副科長:村上秀明、外来医長:笹井正思(06-6879-2967・2363)