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教育活動

 当講座では,有床義歯補綴学・高齢者歯科学の講義・実習を担当しており,教員を中心として教室員全員が教育に携わっています.

学部学生

◆学生講義
 全部床義歯,部分床義歯,特殊義歯(顎義歯・インプラント義歯など),高齢者歯科学,スポーツ歯学の授業科目を担当し,学部学生の指導を行っています.また,専門分野で活躍している講師を招き,特別講義を開催しています.

模型実習
 講義で得た知識をもとに,有床義歯製作の基礎的手技を学びます.学生は,ライターの指導のもと全部床義歯,部分床義歯製作における一連の診療ステップ,技工ステップを経験することで,有床義歯の構成要素への理解を深めます.また,インプラントオーバーデンチャー製作におけるインプラント埋入実習や,サーモフォーミング法を用いたマウスガード製作実習など,幅広い実習を実施するとともに,医療人としての態度やコミュニケーション能力の指導を行っています.






臨床実習

 1年間の臨床実習では,4年生までの講義・実習で学んできた知識を駆使し,実際の有床義歯治療を通して,歯科医師として必要不可欠な臨床の基礎を学びます.当講座では,学生1人あたりが2症例を担当し,有床義歯治療に必要な知識や技能を習得することを目的としています.

卒後研修

地域歯科診療研修
 大阪大学歯学部附属病院では,JAみなみ信州歯科診療所,JAみなみ信州阿南歯科診療所と連携し,歯科医師臨床研修の一環として中山間地での地域歯科臨床研修を実施しています.
 高齢者歯科外来を担当する咀嚼補綴科では,卒後1年時の短期研修スケジュールの他に,数カ月の長期研修プログラム(卒後2年目以降)を有しており,特別養護老人ホームでのミールラウンドへの参加や,実際に在宅歯科診療を行うことで,要介護高齢者に対する地域歯科臨床を習得することができます.











有床義歯研修

 当講座では,歯科補綴学の高度専門知識ならびに技術を有する臨床医を養成することを目的としています.補綴歯科学会指導医・専門医による臨床指導や症例検討会,BPS®の基礎講義など,日常的に補綴に関する専門的知識を蓄え,専門医として必要な技術や知識の習得を目指します.
 また,年間を通して,当教室出身の招聘教員による講演を行っています.
 

 



大学院生

 大学院生は,4年間での博士(歯学)の学位取得へ向けて,研究活動を行います.
当講座では,教室員による統計学基礎講義や論文抄読会により大学院生のベースアップを図るとともに,指導教員がマンツーマンの研究指導を行っています.また,国際的に活躍できる研究者の育成を目的に,国際学会での参加や海外留学の支援を積極的に行っています.

バナースペース