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組織・発生生物学講座(旧 口腔解剖学第一教室)では「骨格系及び顎顔面口腔領域の諸器官の発生と再生」を共通のテーマとしてさまざまな研究を進めています

教室の沿革


 年  月  組織・発生生物学講座
(旧 口腔解剖学第一教室)
大阪大学 歯学部 他
1926年
(大正15)
3月
  歯学部のルーツは、
現医学部の前身である「府立大阪医科大学」に、耳鼻科医員であった弓倉繁家教授により
「歯科学講座」が新設されたことに始まる。
1931年
(昭和6)
5月
  府立大阪医科大学から改称し、
医学部と理学部からなる「大阪帝国大学」が開学。
1932年
(昭和7)
5月
  大阪帝国大学医学部に「歯科学講座」を増設。
1947年
(昭和22)
10月
  大阪帝国大学を「大阪大学」に名称変更。
(医学部、理学部、工学部)
1947年
(昭和22)
7月
  大阪大学医学部に「口腔治療学講座」を増設。
1948年
(昭和23)
8月
  歯科学講座(後に歯科保存学講座)と
口腔治療学講座(後に口腔外科学講座)をあわせて 「医学部歯学科」が発足
1949年
(昭和24)
5月
  「大阪大学(新制)」を設立。
(文・法経・理・医・工の5学部と
微生物病・産業科学・音響科学の3研究所)
1950年
(昭和25)
4月
  文部省より大阪大学医学部に「歯学科」の増設が正式承認される。
歯科保存学・口腔外科学・歯科理工学の3講座
(大阪市北区中之島学舎)
1950年
(昭和25)
11月16日
泉尾学舎にて当時医学部教官だった
西嶋庄次郎先生が医学部歯学科学生 (第1回生)に歯牙解剖学の講義を開始。

大阪大学歯学部口腔解剖学講座同門会「旺栄会」(後述)では、 この日を口腔解剖学教室の創立記念日としている。
 
1951年
(昭和26)
1月
弓倉繁家教授が医学部歯学科学生(第1回生)に歯牙組織学及び発生学の講義を開始。  
1951年
(昭和26)
4月
国立総合大学では最初の歯学部として、
大阪大学医学部歯学科から独立し、
「大阪大学歯学部」として創設され、 歯科保存学・口腔外科学・歯科理工学・口腔病理学・歯科補綴学(第一)とともに 口腔解剖学講座を設置。
(大阪市北区中之島学舎・大阪市大正区泉尾診療所)
1951年
(昭和26)
10月
口腔解剖学講座の初代教授として、
西嶋庄次郎助教授が昇任。
1952年
(昭和27)
2月
  「大阪大学歯学会」が発足。
第1回例会を開催し、同年10月に第1回大阪大学歯学会総会を開催。
1952年
(昭和27)
4月
  大阪大学歯学部に口腔生理学・歯科薬物学
・歯科矯正学の3講座を増設。
1953年
(昭和28)
4月
  大阪大学歯学部に口腔治療学・歯科補綴学第二
・口腔衛生学(後に予防歯科)の3講座を増設。
1953年
(昭和28)
4月
口腔解剖学講座は泉尾学舎から
中ノ島医学部記念館の2階に研究室を移す。
 
1953年
(昭和28)
8月
  「大阪大学歯学部附属病院」を開設。
1955年
(昭和30)
7月
  大阪大学歯学部に口腔外科学第二講座を増設。
1956年
(昭和31)
4月
歯学部本館C棟が完成し、
口腔解剖学講座は医学部記念館から研究室を移す。 (大阪市北区中之島)
 
1956年
(昭和31)
12月
  大阪大学歯学会誌第一号を口腔解剖学講座が編集を担当して出版する。
1958年
(昭和33)
11月
大阪大学歯学部口腔解剖学講座の同門会
「旺栄会」が発足。
1959年
(昭和34)
4月
  大阪大学歯学部に口腔生化学講座を増設。
1960年
(昭和35)
4月
大阪大学に「大学院歯学研究科」が歯科基礎系と歯学臨床系の2専攻からなる博士課程として設置。
1960年
(昭和35)
4月
  「大阪大学歯学部附属歯科技工士学校」を設置。
1963年
(昭和38)
4月
  口腔生化学講座を生化学講座に、口腔衛生学講座は予防歯科学講座に名称を変更。
1964年
(昭和39)
4月
  大阪大学歯学部に口腔細菌学講座を設置。
1964年
(昭和39)
6月
  「大阪大学白菊会」(特志解剖体献納を目的とする会)が発足し、同年11月に初の総会を開催。
1969年
(昭和44)
4月
大阪大学歯学部に口腔解剖学第二講座設置により、口腔解剖学講座は「口腔解剖学第一講座」と改称する。 大阪大学歯学部に口腔解剖学第二講座を設置。
1972年
(昭和47)
5月
  大阪大学歯学部に歯科放射線学講座を設置。
1976年
(昭和51)
3月
口腔解剖学第一講座の初代教授 西嶋庄次郎教授が停年退官され、 同年4月大阪大学名誉教授の称号を授与される。  
1976年
(昭和51)
5月
大阪大学歯学部に小児歯科学講座を設置。
1976年
(昭和51)
12月
口腔解剖学第一講座二代教授として、
九州大学歯学部より赤井三千男教授(歯学科第1回生)が着任。
 
1981年
(昭和56)
4月
  大阪大学歯学部に歯科麻酔学講座を設置。
1983年
(昭和58)
8月
大阪大学歯学部・大学院歯学研究科・同附属病院は大阪中之島学舎から大阪吹田キャンパスへ移転が完了。
口腔解剖学第一講座はC棟1階に研究室を移す。
 
1990年
(令和2)
6月
大阪大学歯学部口腔解剖学第一講座
開講四十周年記念誌(1951〜1990)を発刊
 
1991年
(平成3)
3月
口腔解剖学第一講座の赤井三千男教授が停年退官され、同年4月大阪大学名誉教授の称号を授与される。  
1991年
(平成3)
11月
口腔解剖学第一講座の三代教授として、
九州大学歯学部より栗栖浩二郎教授(10回生)が着任。
 
1996年
(平成8)
3月
  大阪大学歯学部内に「動物慰霊碑」を施工。
2000年
(平成12)
4月
大学院重点化への移行に伴い、
口腔解剖学第一講座は 「分子病態口腔科学専攻 口腔分化発育情報学講座 口腔解剖学第一教室」となる。
 
2001年
(平成13)
3月
口腔解剖学第一教室の 栗栖浩二郎教授が定年退官され、 同年4月大阪大学名誉教授の称号を授与される。  
2002年
(平成14)
3月
口腔解剖学第一教室の四代教授として、
脇坂聡助教授(29回生)が昇任。
 
2004年
(平成16)
4月
  「国立大学法人 大阪大学」に改称。
2021年
(令和3)
3月
口腔解剖学第一教室の脇坂聡教授が定年退任し、同年4月大阪大学名誉教授の称号を授与される。  
2022年
(令和4)
3月
歯学研究科改修工事完了に伴い、口腔解剖学第一教室はC棟5階へ研究室を移す。  
2022年
(令和4)
5月
口腔解剖学第一教室の五代教授として、
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科から
大庭伸介
教授が着任。
 
2023年
(令和5)
4月
歯学研究科の口腔科学専攻に置く講座の再編により講座名を「組織・発生生物学講座」に変更。 口腔科学専攻に置く8講座を、計23の講座に再編成。そして、23講座を5つの研究・教育部門+1センターにグルーピング。

(2023年4月3日更新)

参考文献
  • 『旺栄 1976特別号』(昭和51年)旺栄会誌
  • 『大阪大学歯学部口腔解剖学第一講座 開講四十周年記念誌』(1990年)旺栄会誌
  • 『大阪大学歯学部創立50周年記念 緑風』(2001年)大阪大学歯学部同窓会誌
  • 『大阪大学創立70周年記念写真集』(2001年)大阪大学誌
  • 『大阪大学 Profile2022』(2022年)大阪大学誌




             

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