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2024年4月7日開催の「旺栄会」の写真を掲載いたしました。
旺栄会は大阪大学歯学部口腔解剖学講座(現 組織・発生生物学講座)の同門会として、1958(昭和33)年11月に発足しました。 1976(昭和51)年に初代教授
西嶋庄次郎先生のご退官を記念して作成された旺栄会誌「旺栄 1976特別号」には、旺栄という名称、 旗印、紋章の由来や意味について以下のように記されています。
OA、OHを漢字にあてて旺栄、旺栄智とし、その共通の”旺栄”をもって名付けたもので、H叡智の智を内蔵させている。
”旺栄”の意味するものは、大いなる栄光と大いなる叡智であり旺盛なる繁栄と発展である。
OAはOral Anatomy(口腔解剖学)、OHはOral Histology(口腔組織学)の頭文字の略で、これらの学問を担当するわれわれの口腔解剖学教室を、口解あるいはOA教室とよび学科目をOA、OHと呼んできた。
昭和25年(1950年)、歯学科が設置されて、その秋 菊花薫る11月に歯牙解剖学と歯牙組織学の講義が開始された日に始まり、旺栄菊花を象徴の紋所とした。
これは歯科学教室、歯学科、歯学部の祖であり、また口腔解剖学教室の創生期から初期にかけて、歯牙組織学と口腔組織学の講義を担当していただいた恩師 弓倉繁家先生の発案になるもので、先生の教えに順って形象化し、発展させたものである。
色 | 意味 | 表現 | |
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緑地に薫る”旺栄菊花”を染め抜いたもの | 緑 | 発展、青春、繁栄、希望 | |
旺栄菊花 | 白 | ”歯”を表し、”旺栄”の成立と精神、その誇りと栄誉を示している。 |
色 | 素材 | 意味 | 表現 | |
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中央部 | 歯の解剖学的構成を示す | |||
中心部 | 真紅 | ルビー | 歯髄 | 熱血、赤誠、熱烈、情熱、燃ゆる研究心 |
花芯部 (三重の同輪) |
銀 | 完成された歯の歯冠と歯根との横断面の円形化像で、また発生途上の歯胚の組織構造をあらわす。 歯髄を中心に同輪の象牙質、エナメル質歯小皮は、歯冠部、また象牙質、セメント質歯根膜、歯槽骨の同輪は歯根部の歯の組織構造図である。 歯胚の横断面として歯髄を中心にオドントブラスト、象牙質、エナメル質、アメロブラスト、エナメル髄、内外エナメル小皮が歯嚢中にある構造とが出来る。 |
強固な結団、協力一致、平等 | |
二重花弁 | 歯列を示す。 上下左右の区別をもって歯種と部位を正しく守り、円形の歯列弓と同大の形として位置している。 |
輝く成果、栄光、栄誉、発展 | ||
内側 20枚の花弁 |
白色 | 白金 | 乳歯列 | 純粋、明朗、誠実、冷静 |
外側 32枚の花弁 |
黄色 | 黄金 | 永久歯列 | 温和、従順、平等 |
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