歯科生体材料学講座 7代目教授
今里 聡(Satoshi Imazato)

歯科生体材料学講座の沿革

 本教室の歴史は古く、1950年(昭和25年)4月に大阪大学医学部に歯学科が設置されたときの3講座の一つとして産声を上げました。これを前身として、1951年(昭和26年)4月に国立総合大学初の歯学部が大阪大学に誕生した際には、6講座の一つとして歯科理工学講座が設立され、初代教授に松村敏治が就任しました。1954年(昭和29年)に松村教授が本学の口腔衛生学講座教授に転任し、同年4月に、大阪大学工学部冶金学科教授の多賀谷正義が当教室の主任教授を併任することになりました。その後、1960年(昭和35年)1月に、東京医科歯科大学助教授であった山賀禮一が専任の主任教授として着任し、1979年(昭和54年)3月まで当教室を率いました。そして、1979年(昭和54年)9月に、福井大学工学部より木村 博が着任した後、高橋純造(1993年9月~2005年3月)、荘村泰治(2006年6月~2010年3月)と続き、現在7代目の今里 聡(2011年~)が本教室を主宰しております。また、当教室からは、二瓶一郎(大阪歯科大学)、山中 彬(神奈川歯科大学)、中沢省三(広島大学)、井田一夫(京都大学)、森脇 豊(岐阜歯科大学)、岡崎正之(広島大学)、松本卓也(岡山大学)、橋本正則(大阪歯科大学)らが教授として転出したほか、当教室出身の堤 定美、上新一彦、土井 豊らが他大学の教授として活躍し、歯科理工学の発展に大きく貢献をしてきました。
 現在は、従来からの歯科材料・器械に加えて、バイオマテリアルやバイオエンジニアリングの分野へも研究領域を拡大し、顎口腔機能の再建と回復のための新しい材料・技術の開発を日々進めています。